無料で無制限!VSCodeでマインドマップ
無料でマインドマップを使用したいと思い検索すると、あがってくる検索結果はクラウドサービスばかり。
むやみにクラウドサービスのアカウントを作成したくないので、単独のアプリケーションがないか検索するものの、いまいちパッとしません。
そこで、ふとVSCode(Visual Studio Code)のプラグイン(拡張機能)で対応できないか探してみるといくつかあり、Markmapが良かったのでご紹介します。
Markmapの特徴
VSCodeのプラグインで「mindmap」というキーワード検索すると、いくつかプラグインが候補にあがってきます。
その中でもvscode-mindmapのダウンロード数が多いのですが、UIが中国語なので扱いづらい上にファイルが独自規格なので運用しづらい点が気になりました。
まず、Markmapはマークダウンファイルで運用できる点が気に入りました。
VSCodeのプラグインなので無料で使えますし、マークダウンファイルをベースにしますので、無制限でマインドマップを作成することができます。
クラウドサービスの場合は、無料だと3つまでといった制限があるんですよね。
複数人でマインドマップを触る必要がなければ、これで十分です。
また、2021年3月24日現在、Last updatedが2021/3/20 19:38:11となっており、開発が続けられている点もポイントとなりました。
▼markmap公式サイト
https://markmap.js.org/
Markmapのインストール
VSCodeのプラグインで「mindmap」というキーワード検索し、Markmapの「インストール」をクリックします。
しばらく待つとインストールされるので、念のためにVSCodeを再起動します。
Markmapの使い方
任意の場所に「.md」という拡張子でマークダウンファイルを作成します。
マークダウンで記載し、以下いずれかの方法でマインドマップが表示できます。
▼エディタ右上のフォークを横にしたようなアイコンのクリック
▼表示(V) > コマンド パレット > markmapとタイプ
その他
作成したマインドマップはHTMLとして出力ができるので、プレビューを目的とした配布をすることも可能です。
リンクやコードブロックなど、基本的なマークダウン記法はだいだい使えるので、プレゼン資料としても使えそうですし、ブログの構成にマインドマップやマークダウンファイルそのまま流用も可能です。
そしてVSCodeがベースなので、Windows/Mac/LinuxなどOSを選ばず利用できるのもいいですね。